スパイク・リー監督、2006年公開。

プロットがよく練られている。
筋はびしっと徹っている。
そのまま見せたらほつれてしまいそうな糸を時系列・場所を自由に横断して、織り上げた。それが功を奏し、食べ応えはある、だけど消化不良は起こさない、痛快なクライム・サスペンス・ムービーとなった。

白昼のマンハッタン信託銀行で強盗事件が発生。頭脳明晰な犯人グループのリーダー・ダルトンは、50人の人質全員に自分たちと同じ服を着せる陽動作戦に出る。人質と犯人の見分けがつかない以上、突入は不可能。犯人グループから"型通り"の要求はあったものの、現場は膠着状態に。指揮を執る敏腕捜査官フレイジャーも、まったく焦りを見せないダルトンの真意をはかりかねていた。そんな中、銀行の会長から"特別"な依頼を受けた女弁護士が現場に現れる。

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クライヴ・オーウェン。銀行強盗のリーダー、ダルトン・ラッセルを演じる。
"Is there any one else smarter than me ? "
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デンゼル・ワシントン演じる人質交渉係にあたる、キース・フレイジャー警部。

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マンハッタン信託銀行会長、アーサー・ケイスを演じるはのトラップ大佐(「Sound of music」('65))ことクリストファー・プラマー
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アーサー会長の依頼を受けて、"とあること"の隠蔽に当たる弁護士、マデリーン・ホワイトを演じるのは、貫禄の出てきたジョディ・フォスター。
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ユージュアル・サスペクツ('95)を思い出す人も多いかもしれない。少なくとも本作は、音楽ではそれを上回っている。あと、スパイク・リーのセンスもやっぱり好き。だけどそれ以外の部分では・・・。

本作は物語の殆どを早い段階でバラしてしまっている。だから予想はできてる。そこが根本的に「ユージュアル -」とは違う部分。

インサイド・マンインサイド・マン
製作:ブライアン・グレイザー 監督:スパイク・リー 出演:デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター、クライヴ・オーウェン


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